老子

空白は使用を可能にする。器の価値は粘土だけでなく、受け入れる空所にある。出典: 『道徳経』第十一章。

プラトン

「ない」は完全な虚無ではなく、「他であること」として思考される。偽の言明や見かけを扱うために、否定の論理が必要になる。出典: 『ソピステス』。

パスカル

宇宙の沈黙は、人間の有限性を映す。ないことは安心よりも、尺度の喪失として経験される。出典: 『パンセ』。

ハイデガー

「なぜ無ではなく存在者があるのか」という問いは、存在を当たり前にしないための入口になる。概説出典: Stanford Encyclopedia of Philosophy の NothingnessHeidegger

西田幾多郎

京都学派における「絶対無」は、単なる非存在ではなく、存在と非存在の対立を越えて事物が立ち現れる場所として考えられる。概説出典: Stanford Encyclopedia of Philosophy の The Kyoto School