老子
「無之以為用」
出典: 『道徳経』第十一章。Project Gutenberg 掲載の漢文・英訳 Dao De Jing。
four short passages
長い引用ではなく、ひとつの短い手がかりだけを置く。出典名、章、版へのリンクを併記し、本文はサイト側の解釈として読む。
「無之以為用」
出典: 『道徳経』第十一章。Project Gutenberg 掲載の漢文・英訳 Dao De Jing。
車輪、器、部屋。老子の例では、形あるものは「ある」ことで便利になり、空いているところは「ない」ことで使える。ここでの「ない」は喪失よりも、働きの場所に近い。
“Nothing will come of nothing.”
出典: 『King Lear』Act 1, Scene 1。Project Gutenberg 版 King Lear。
リア王は「何も言わない」コーディリアに、何も生まれないと告げる。しかし劇は逆に、その沈黙から崩壊と真実を生み出していく。ないことは、物語の空白であると同時に火種でもある。
“infinite spaces”
出典: 『Pensées』断章。Project Gutenberg 版 Pascal's Pensées。
パスカルにとって、広大な沈黙はただの無音ではない。人間の尺度が届かない空間に触れたとき、ないことは不安の形式として現れる。
not-being as other
出典: 『Sophist』。Project Gutenberg の Benjamin Jowett 英訳 Sophist。
プラトンの『ソピステス』では、「ない」は単に存在の反対ではなく、「他であること」と結びつく。否定は世界を消すのではなく、差異を読むための道具になる。